整形外科
概要
上肢・下肢、脊椎の外傷や生活習慣病的な運動器疾患(背骨、上肢・下肢の関節)の治療が対象。 脊髄腫瘍の顕微鏡手術、脊椎腫瘍の根治的全摘出術、脊柱変形の矯正、人工関節置換、スポーツ外傷による靱帯損傷の再建、骨軟骨移植など高度の先進的外科治療から、骨折・脱臼・捻挫、手足の外傷、腰痛、生活習慣病的な肩こり、手足の痛み・しびれ、関節リウマチ、骨粗鬆症、スポーツ障害など、日常良く遭遇する疾患にいたるまで、高度の専門的な治療を行っています。5人の整形外科専門医がおり、得意分野は脊椎脊髄(4人)、人工関節(2人)、スポーツ障害(2人)、関節リウマチ(1人)、骨粗鬆症(1人)です。
学会施設認定
日本整形外科学会認定研修施設、日本脊椎・脊髄病学会認定クリニカルフェロー研修施設
関節リウマチに対する新しい治療法
当院では関節リウマチに対する治療としてサイトカイン阻害薬を用いた新しい治療法を行っています。 サイトカイン阻害薬は従来の抗リウマチ薬に比べ治療効果の高い薬です。 当院で使用しているサイトカイン阻害薬は日本で2003年に承認されたインフリキシマブと2005年に承認されたエタネルセプトの2種類です。
これらのサイトカイン阻害薬により、今までの抗リウマチ薬では抑えられなかった関節の破壊を抑えることが可能となりました。
インフリキシマブは抗リウマチ薬であるメトトレキサートと併用して用います。投与方法は点滴注射で当院の場合1日入院してもらっています。 初期投与後、2週目、6週目、以後8週間ごとに投与します。
エタネルセプトは週2回の注射で、外来で行いますが、1ヶ月続けて効果のある場合は、それ以降は自己注射することも可能です。 単独で使用可能なため、間質性肺炎や肝機能障害があってメトトレキサートを使用できない患者さんにも使用できます。
現在までに当科でインフリキシマブを使用した患者さんは6名、エタネルセプトを使用した患者さんは2名です。 いずれの患者さんも他の抗リウマチ薬に比べて高い効果が得られています。
ただし、サイトカイン阻害薬にも問題点があります。もともとサイトカインは細菌やウィルスから体を守る働きをしているため、 サイトカイン阻害薬を使うと結核や肺炎などの感染症にかかりやすくなることもあり、定期的な診察が必要です。
特殊医療器械など
無菌手術室(バイオクリーンルーム)
- 無菌手術室(バイオクリーンルーム)
- 水中リハビリテーション
- 脊椎手術用顕微鏡
- 脊椎内視鏡手術システム
- 術中回収式自己血輸血システム
- 関節鏡手術システム
- MRI(2台)
- 三次元CT検査
- 骨シンチグラム
- 脊椎・大腿骨骨密度測定器(DXA)
- 整形外科超音波診断