JA秋田厚生連 秋田総合組合病院

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健康・医療・福祉のワンポイントアドバイス

第12回 『花粉症とのつきあい方』

憂鬱な春・・・

 嫌な花粉症の季節がやってきました。花粉症はスギやヒノキ、雑草などの花粉が原因となっておこるアレルギー性の病気です。日本人の約20%が花粉症だといわれています。 それまで症状の無かった人が突然発症して、一度花粉症になると毎年、「憂鬱な春」を迎えなくてはなりません。
 その症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまりと眼のかゆみが主なものですが、人によっては喉のイガイガ感や長引く咳なども出現します。また、夜間の睡眠障害や頭痛、 イライラなどの精神症状が現れることもあります。

花粉症対策@

 この花粉症対策の第一歩は、まず花粉を避けることです。花粉の吸入を少なくすることで症状が軽くなりますし、まだ花粉症になっていない人が発症するのを防ぐ効果もあります。 巷にはさまざまな花粉症対策グッズが売られていますが、そのなかでも眼鏡とマスクにはある程度の効果が認められています。インターネット(秋田県花粉情報、http://www.pref.akita.jp/eisei/infection/pollen/index.html) や新聞、テレビ等で花粉飛散予報を提供しておりますので、これらを参考にして、花粉の多い日には外出を控えるのも良いでしょう。また、花粉を家に持ち込まないことも大事です。 そのためには家に入る前に花粉を良く払い落としてからはいること、花粉の付着しやすい羊毛の衣服を避けることなどの工夫も必要です。

花粉症対策A

 花粉飛散期の体調管理も重要です。花粉症の症状は自律神経と深く関わっておりますので、規則正しい生活をし、自律神経を正常な状態にしておくことが大事です。 また、春は就職や異動など、ストレスを受けやすい季節です。精神的ストレスは花粉症の症状を悪化させますので、適度な気分転換も必要です。 その際、お酒は花粉症の症状を悪化させますので、ご注意を。

治療について

 治療の中心は症状をおさえる対症療法です。花粉症の治療で使用する薬には、内服薬、点鼻薬、点眼薬などさまざまな種類があります。 どのような症状かによって使う薬が異なりますから、医師の診断を受けた上で自分のライフスタイルに合わせて処方してもらうとよいでしょう。 お近くの薬店でも処方箋なしで買える花粉症の薬が多数でまわっておりますが、眠気や口の渇きなどの副作用の強い薬もあり、 やはり医師に相談して処方してもらった方が安心です。また、花粉の飛散の前から薬を使用(季節前投与)すると、症状をさらに軽く抑えることも可能です。 秋田県沿岸部では例年3月上旬頃からスギ花粉が飛散しますので、2月の下旬頃までに医療機関を受診するのがよいと思います。詳しくはお近くの耳鼻咽喉科専門医にご相談ください。

花粉症対策

花粉症対策
* 花粉を吸入しない(マスク、眼鏡の使用)
* 花粉を家に入れない、持ち込まない
* 体調管理を万全にする
* ストレスをため込まない
* 医師に自分に合った薬を処方してもらう

今回のアドバイザー

写真耳鼻咽喉科 科長
三戸 悟
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