• 文字の大きさ
  • 普通
  • 拡大
  • サイトマップ
  • お問い合わせ
グローバルナビ表示切り替えボタン

研修医コラム

当院で研修中の先輩医師や指導医が秋田県医師会報『秋田医報』や秋田市医師会報に投稿したのでご紹介します。

Resident column

スマホに感謝

呼吸器内科 福井 伸

今やスマホが手放せない時代ですが、私が初めて携帯端末を手にしたのは大学生の時のPHSでした。その後、携帯電話(docomoP205)に買い替え、就職した時は、医局から呼び出し用のポケットベル(ポケベル)が支給されました。ちなみにこのポケベル、若い方達はご存じないかと思いますが、病棟などから連絡がくると番号が表示され、その番号に自分で電話をかけ直すという手間のかかるものでした。

その後、医局からの支給もポケベルからPHSに代わり、さらにスマホが世間に出回るようになってきましたが、私は携帯電話で電話とメールができれば充分だと感じていました。しかし、スマホの機能(アプリ)が充実してきて、自分好みのアプリも沢山あることを知ったとき、ガラケ―からiPhoneへスイッチしました。PDFファイルにすればiPhoneや様々なタブレット端末で本が読めることを知ったとき、スキャナーと裁断機とiPadを購入し、自分が持っている医学書籍を含めた本や雑誌を、2か月かけて片っ端からスキャンしてPDFファイルにしました。いわゆる「自炊」です。

職業柄、なかなかまとまった時間をとることが難しいと感じていましたが、スマホを持っていれば、飛行機や新幹線の移動中はもちろん、その待ち時間だったり、飲み会に行く途中のタクシーの中だったり、トイレの中だったり、いつでもどこでもスキマ時間でいろいろできることが増えてとても重宝しています。

特にありがたいと感じる場面が、出張などで県外、特に東京に行くときです。路線や乗り換え案内などのアプリとANAやJALのチケットをスマホに入れて、交通機関系電子カード(SuicaやPASMOなど)と電子マネー(Edyなど)があれば、財布を持たずに改札やカウンターで「ピッ」とタッチするだけでストレスなく移動できます。もう切符売り場の前で路線図を見上げながら目的地や料金を確認することもなくなりました。地元の大館駅ですらホームを間違え電車に乗り遅れてしまった高校2年生の自分に30数年後には便利なものができているから大丈夫だよ、と教えてあげたいです。

ということで、今はとにかくiPhoneをなくさないように(1度居酒屋に忘れてきました)、落として画面を壊さないように(1度有楽町駅の階段から落下し画面が粉々になりました)心がけています。

問い合わせ先

〒011-0948 
秋田市飯島西袋一丁目1番1号 
秋田厚生医療センター 総務管理課
Tel 018-880-3000 
Fax 018-880-3040
E-mail:akikumi@akikumihsp.com