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高度先進医療

当院の整形外科の高度先進医療についてです。

Advanced medical technology - Orthopedic surgery

脊椎悪性腫瘍にたいする腫瘍脊椎全摘術(enbloc spondylectomy)

脊髄機能を温存し、腫瘍脊椎のみを一塊として完全に摘出し、局所の根治手術を行います。

乳癌脊椎転移に対する腫瘍脊椎全摘術
MRI(第3腰椎悪性腫瘍) 同CT像 完全な形で全摘された腫瘍椎
術後X線像 同側面

脊柱変形矯正手術

特発性側弯症や腰曲がりなどの脊柱後彎症など脊柱変形に対して、脊椎インプラントを用いた最新の矯正固定術を行います。

特発性脊柱側弯症の矯正固定術
図1a 術前
75°の胸椎側彎と
59°腰椎の側彎
図1b 術後
術後、側彎は25°に
矯正された
(矯正率67%)
変性後側弯症(図2a,b 術前脊椎造影、図2c,d 変形矯正後のX線像)
図2a 図2b 図2c 図2d

椎間板ヘルニア摘出術(MED)

頸椎椎間板ヘルニアや腰椎椎間板ヘルニア摘出術を約2cmの皮膚切開による最小侵襲で行います。

経皮的椎間板摘出術

局所麻酔によりX線テレビモニターを見ながら経皮的に椎間板に針を刺して椎間板を切除いたします。

最小侵襲人工股関節置換術(MIS-THA)

従来15~20cmの皮膚切開で筋肉の一部を骨から切り離して行われていた人工股関節全置換術(THA)を当院では6~9cm程度の皮膚切開で、筋間進入法により可及的に筋肉を温存する最少侵襲手術手技(MIS)を用いて行っています。筋肉を切らない手技なので術後の痛みや筋力低下が少なく、早期リハビリと退院(術後2週間前後)が可能となています。
*変形の程度によってはMISが適応できず、通常の手技となることもあります。

変形性股関節症の人工関節置換術
術前正面像 術後

低侵襲人工膝関節置換術(MIS-TKA、UKA)

日本人の膝関節は内側型障害が多く、部分的な人工膝関節置換術(UKA)が有効です。小さな皮膚切開による最小侵襲手術なので、術後の痛みが少なく、関節可動域が大きく、早期リハビリと退院が可能となります。また全人工膝関節置換術でも小切開による低侵襲手術を行っています。

内側型変形性膝関節炎症の片側人工関節置換術(UKA)
術前 術後 術後側面

内視鏡視下膝靱帯再建術

内視鏡(関節鏡)を用い2~3箇所に1~2cmの皮膚切開で靱帯再建を行いますので早期リハビリ、早期退院、早期スポーツ復帰が可能です。(スポーツ復帰率:80%)